私は富山県に住む67歳の研究員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入しようとする場合は、どの程度の価格までなら購入しても問題が無いのか、収入や住宅ローンの返済額などで比較することになります。まず、住宅ローンを利用する場合は、年収の5倍から6倍程度が借りることの出来る限度額であると言われてます。これは、あくまで借りることが出来る額を示しているにすぎませんので、この額までならば借り手も大丈夫であるという訳ではないので、注意しなければなりません。また、毎月の住宅ローンの返済で考えれば、手取りの収入での25%程度が目安であると言われてます。多くても30%程度に抑えないと、それ以上ではかなり厳しくなります。住宅費以外にも食費などがありますし、子供がいるのであれば教育費が必要となり、老後の事を考えれば貯蓄もしなくてはいけません。
手取り額での話をしましたが、これを年収と住宅ローンの借入額に当てはめてみます。手取り額の30%を住宅ローンに当てた場合は、借入額は大体年収の5倍程度ということになり、20%で年収の3倍から3.5倍程度になります。金利によっても変わりますが、大体この程度という事で参考にしてください。世帯年収が600万円の場合は、30%を住宅ローンに当てるのであれば3000万円、20%ならば2000万円程度ということになります。この事を踏まえ、さらに頭金や住宅ローンの完済日についても考慮しながら購入可能な物件の価格を考えてみた方が良いです。また、多少無理しても良い物件を購入するか、収入や貯蓄に合わせて無難な額を選ぶのか、といった考え方によっても結果は違ってきます。