購入したマンションの引き渡し前に行われるのが内覧会(福岡県/水先案内人/73歳/男性)

僕は福岡県に住む73歳の水先案内人です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


実際に購入したマンションの引き渡し前に行われるのが内覧会です。内覧会は契約者と業者のみで行なうのが今まで普通でしたが、現在は、プロの内覧同行業者に依頼する人が増えています。メリットとしては、プロのため専門の機器をつかって床の高低差をはかってくれたり、壁紙のはがれなど素人では気づかないようなところを、プロとして指摘したうえで、契約者の代わりに業者に修理を依頼してもらえます。大体、契約者のみの場合だと1時間から2時間で内覧会を終える事がほとんどですが、プロに頼むと3時間以上かかることが多く、時間と依頼費用がかかることがデメリットといえます。ただ、マンションを買うということは一生にそう多くないことなので、まずは依頼することを考えるのも一つの手といえます。


そうはいっても、契約者である自分達のみで内覧会に参加する人も多いです。その場合に注意する点をあげていきます。まず持っていった方がよいものは、床の傾きを確認するためにビー玉や、サイズをはかるためのメジャー。拡大鏡があれば細かい所を確認することができます。扉など実際に動作させてみて、動きにおかしいところがないかをチェックするのも大切です。変な音がしたり、振動があったりしないかなど自分の手の感触から判断することもできます。また、オプションなどで基本仕様と変更したところは、依頼通りになっているか慎重に確認する必要があります。あらかじめ手持ちしていた図面と実際面をよく見比べ、差異がないかチェックします。