購入したマンションの地震対策について(群馬県/通関士/24歳/女性)

私は群馬県に住む24歳の通関士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


現在のマイホーム事情は地価の高騰や価値観の変化など、様々な要因で都市部の分譲マンションを終の棲家にするケースが増加しています。マンションの多くは頑丈な鉄筋コンクリート造りなので、築年数が長い物件でも地震をはじめとする自然災害に強い利点があります。そのため、地震が頻発する地域では特にマンションをマイホームにする傾向があります。地震対策は建物の耐震性が大きく関係します。現在の法律で定められた基準に沿って建てられた物件は耐震性に長けているので安全ですが、法律が施工される前に建てられたふるい物件は現在の安全基準を満たしていない場合があります。万が一の事態が生じた場合、甚大な被害が発生する危険性があるので、古い物件は耐震性を向上させる工事を行う必要があります。そのため、物件を購入する際は耐震補強工事を行ったことを確認するように心がけます。


日本は世界でも有数の地震頻発地域なので、マイホームを購入する際は自然災害に強い構造の物件を選ぶように心がけるのが家族を支える家長の努めです。鉄筋コンクリート造りのマンションは建物そのものは頑丈なので倒壊などの危険性は殆どありません。しかし、地震による怪我の原因の多くが室内で破損した家具や照明、窓ガラスなどによるものなので、予め固定や補強を行って余計な損害が生じないように気を配る必要があります。また、ベランダに植木鉢や物干し台を放置していると落下して甚大な被害をもたらすことがあります。また、ベランダは非常時の避難経路でもあるので、万が一の事態に備えて私物は置かないように心がけるのも分譲マンションの住人に求められる社会的なマナーです。