僕は福島県に住む63歳の宮大工です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

今の世の中では、シングル女性がマンションを買うことはあまり珍しいことではありません。不動産会社も銀行も、女性たちを大切なお客と見ていますし、環境は整っています。立地条件や間取りも大切ですが、マンション購入のために重要視しなければならないことは資金計画です。無理をしないでいくらのマンションを買えるのか、それを知ることで自分に合った物件に出会うことができます。モデルルームは、見学に来た人が欲しくなるような最高の営業ツールといえます。知識や情報が足りずに、モデルルームだけを見て、自分の予算に合わない価格の物件を申し込んでしまう人もなかにはいます。しかし失敗しないポイントは、現在と同じ生活ができる資金計画を立てることです。

つまり、今まで賃貸に払ってきた家賃並み、もしくは実家に入れていたお金と、毎月確実に貯金に回してきた金額の範囲で納まる返済額に抑えておく必要があります。そのためには現在の年収を基にして、どれくらいの価格のマンションだったら、自分に買えるかを計算することが大切です。情報収集やモデルルーム見学は、その後にしなければなりません。自己資金はできればマンション購入額の10％程度はあるといいです。ただし例外として、物件価格ではなく資産価値の高い、都心や駅前、新築で、信用度の高い不動産会社が分譲する物件であれば、自己資金が少なくても、ローンで購入することも可能です。しかし一般的には、予算内の物件に絞って情報を集めた後に、モデルルームなどに足を運ぶ順番が多いです。