資産価値を下げにくい中古マンションの購入(千葉県/塾講師/38歳/女性)

私は千葉県に住む38歳の塾講師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


中古マンションを購入する時、物件の何を見て資産価値の判断をすれば良いのでしょうか。どのような条件を満たす物件が資産価値が高いのか、ここで整理しておきましょう。そもそも中古マンションの資産価値とは何でしょうか。その物件を売り物とした場合、どれ程の値段が付くのかということです。つまり、いくらで実際に売れるのという話です。誰でも買いたいと考える物件は当然価格が上がりますから、大多数の人が挙げる希望条件を満たす物件が資産価値が高い、と言うことができます。それでは、資産価値を保てる中古マンションを購入したいと思うならば、どこに注目するのが効果的でしょうか。中古物件ですから、経年変化の影響を受けない、劣化しにくい条件を満たしていることが大切になると、まず念頭においてください。


1つ目は立地条件です。特に重要なのはエリアのイメージで、地価の高さと資産価値はある程度連動します。再開発エリアや新線開通エリアのような地価上昇が期待できるエリアも、購入希望者が増えるため有望です。2つ目は最寄り駅からの距離です。近い方が良いのは言わずもがなですが、徒歩10分以内が一つの目安となります。逆に徒歩10分以上の物件や、時間を読みにくいバス便となる物件は、格段に購入需要が下がります。そして、3つ目が管理メンテナンス状態です。清掃が行き届いているか、定期メンテナンスが実施されているか、必要な修繕がタイムリーに実施されているかは、資産価値を保てる中古マンションの必須条件です。管理メンテナンスでも特に耐久性を左右する大規模修繕工事は重要で、適切な修繕計画が立案されているか、スケジュール通り実施されてきたか、修繕積立金が適切に積み立てられているかをチェックすれば一目瞭然となります。