私は長野県に住む54歳の参議院議員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
賃貸の一戸建ての南向き物件は一般に言われているように良いのかという問題があります。南向きというのは南側に道路がある場合を言います。反対に北向きは北側に道路がある場合です。土地には平坦に広がった土地や雛段のように石垣や擁壁を築いて段差をもって広がっている場合もあります。平坦な土地の場合には南東向き、南西向き、北東向き、北西向きの順に評価がされていると言われています。角地でないところは南向きが良くて北向きは評価は低いとされています。南向きの土地は道路があるので建物は建てられずスペースがそのまま維持されるので日当たりや通風が良好となり評価が高いのです。これに角地である条件が加わると、東側の角地の場合には朝日も受けることになり採光上も恵まれたものになります。北側道路の場合は南側は建物が接近し、日陰になる可能性があります。
建築基準法などによって近隣に建つ住宅で通風面や日照面などでの不利益を蒙らないように、第一種低層住居専用地域や第二種低層住居専用地域などには高さ制限と共に北側斜線制限の規定があり、隣地境界線からの最小距離も定められています。都市計画でも3種類の高度地区を定め、高さ10メートル又は12メートル、協定によっては7メートルとされる所もあります。昔は敷地と川を主に見て来ましたが、近代になってからは敷地と道路の関係が大切になって来ました。道路の方向は家相にも影響を与え得るものです。家相面で見る場合は、北西向きと南東向きが大吉で良く、南向きや西向き、東向きは吉相となりますが、これは玄関の位置や入る方向で調整できるようになっています。