買主に住宅を公開し、実物のチェックを受けるために設けられるのが内覧会(岐阜県/操縦士/28歳/男性)

僕は岐阜県に住む28歳の操縦士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


内覧会とは、マンションの施工がほぼ終わった段階で、買主に住宅を公開し、実物のチェックを受けるために、設けられた日のことです。内覧会は、予約制のことが多いので、できるだけ早い時間に予約を入れるようにしましょう。何故かというと、竣工前なので、室内にはまだ照明がついていないケースもあります。冬の時期だと、午後4時以降は暗くなってしまうからです。また、パンフレット通りにできているかなど、チェックする目が増えると、それだけ多くの発見がありますし、時間も短縮できます。床や壁、天井はもとより押入れの中などすみずみまで、チェックを入れることになりますので、内覧会には、なるべく大人数で行かれることをおすすめします。


水回りは生活する上で、非常に大切になってきます。内覧会では、キッチンのシンクや洗面所、浴室の浴槽など、水が出るようでしたら栓を閉め、ある程度の水を貯めてみましょう。その時に、水圧・水を出す時の音などを確認し、気になるようでしたら申し出て、調整してもらうようにしましょう。また、栓を外して一気に水を流します。水がきちんと排水されているかどうか、漏れている箇所はないかを、シンクの下を見て点検しましょう。内覧会の最後に、担当者と一緒に、マンション全体で見つけた不具合の箇所を確認し合います。それだけでは場所がわからないために、該当する場所には、テープを貼って目印にします。きちんと記録を残し、サインをして、買主と施工会社の担当者で、お互い確認し合ったことを記録します。