僕は富山県に住む69歳のはり師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

資金がたまる前から、多くのマンション情報に目を通し始める人が多いでしょう。十分に情報を収集しておくことで、いざ資金がたまったときに自分たちに合った物件を見つけやすくなるからです。では、自分たちに合う間取りとはどのようなものでしょうか。これを理解するには、そのマンションを購入後の生活をイメージする必要があります。買って終わりではないからです。買ってから、そこでの生活が何年も続くのです。そこの家で、どのような生活を望むのかを考えていくと、自分にとっての理想の間取りが分かるようになります。たとえば、家族との会話を重視する人がいます。この希望を叶えるマンションの間取りとは、どのようなものになるでしょうか。

家族の会話が生まれるためには、家族が家の中で顔を合わせやすい造りになっていることが必要です。それで、子供部屋の配置に注意できます。物件によっては、玄関から廊下を通って直接子供部屋に入ることが可能です。この造りの場合、子供が学校から帰ってきても親と会話を交わさずに部屋に入ることが可能です。このような事態を避けられる間取りもあります。たとえば、玄関からまずはリビングに入る構造の物件です。この場合は、リビングを経由してから各自の部屋にはいることになります。それで、子供の帰宅後にまずリビングで会話がしやすくなります。毎日の少しの会話の積み重ねが親子のきずなを作ることを考えると、間取りを考える大切さが分かります。