耐用年数が長くなるマンションの特長(石川県/納棺師/24歳/男性)

僕は石川県に住む24歳の納棺師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションは全てが全て同じ造りになっているわけではありません。中には短命に終わってしまうものもありますし、非常に長期的に存続し続けることもあります。では、これらはどのようなことで違いが出てくるのかというと、コンクリートの水とセメント比に違いがあるからなのです。コンクリートは、劣化してくれるとコンクリートそのものが収縮を始めます。収縮を始めるとコンクリートが痛み始めてしまいますので、そうならないようにきちんと考えてコンクリートを作っていかなくてはいけません。これは耐用年数に直接関係することです。長持ちするマンションは基本的にいい加減な造りをしていませんので、コンクリートの質から良い建物を見つけることが出来ます。


では、具体的にコンクリートの質が良いマンションはどのようなものなのかというと、セメントに対して水の割合が少ないマンションなのです。コンクリートの中に水の割合が多いと、時間が過ぎていくとともに劣化が早く進んでいきます。そのため、質の悪いコンクリートになってしまうのです。反対に、セメントの割合が大きなコンクリートは劣化によるひび割れが進みにくくなりますので、自然と耐用年数は長くなることになります。実際に建物を購入するときには、まず実際に自身の目でコンクリートを確認することが大切です。発表されている建物の年数に対してコンクリートの状態が良いと、質の良いコンクリートを利用しているということになりますので、非常に過ごしやすい建物だと判断出来ます。