私は鳥取県に住む64歳の小学校教員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
子育てを無事に終えた方が、「終の棲家」としてマンションを購入するケースが増えていますが、そのメリットとは何なのでしょうか。まず、戸建て住宅と比べて、維持管理が楽であるということが挙げられます。戸建ての場合には、庭の草木の手入れや外壁、屋根の補修といったメンテナンスが必要となり、費用もかかります。庭の草むしりひとつにしても、現役で働いている時には苦にならなかったことが、高齢になるとどうしても、維持管理面での負担が厳ししくなってきます。子供も巣立ち、夫婦2人、もしくは1人になると、広い家だと掃除が大変ですし、光熱費もかかりますし、防犯面でも不安なものです。程よい広さのマンションを購入されれば、掃除も楽ですし、冬場も温かく、防犯面でも安心できます。
マンションは、大勢の世帯が集まって住むという形態なので、安心感があるようです。共用の部屋を利用して、趣味のサークルが行なわれている物件などもありますし、同じマンションの住人と仲よくなれば、何かあった時でも助けを求めることもでき、高齢の方には心強い利点となるようです。このように、マンションには、高齢になってから住むメリットが、いくつも挙げられます。家族が多い時は、家の広さも必要ですが、高齢になってからは、広さより、買い物や病院に行きやすいといった利便性が優先されます。また、バリアフリーであることなど、住まいには安全性が重視されるようになります。購入の際には、できるだけ住み慣れた土地で、より駅の近くの物件を選択されることは有益です。