僕は沖縄県に住む38歳の染織家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
家探しをしていて、物件の価格はまず一番最初に見るものですよね。そんな中で他の同じような物件に比べて物凄く安いと思って、築年数を良く見たら30年以上の物件だった、なんて事はよくあります。これだけ築年数が古いとリフォームは必要だろうし、自身に対する建物の強さも心配だから長く住めそうにないなと普通は見送ってしまいがちです。しかし、実際のところはどうなのでしょうか。もし、長く住めそうな物件であればこれほどお買い得な物件も他に見つからないかもしれませんよね。まず、あとどれくらい住めるかということですが、これは建物によって違うのではっきりとした数字は出せなかったりしますが、参考の一つとして、銀行などの金融機関はマンションの耐用年数を50年と見ているようです。
次に地震に対する強度についてですが、1981年に耐震性の基準については大きな見直しがありました。そのため、それ以降の建物であれば大きな地震が起こっても倒壊のリスクは小さいと考えてよいです。1981年建築の物件というと、築33年ということなので、築30年以上の物件でも大丈夫なものがあるということになりますね。ただし、1981年6月以前の建物はこの耐震基準は適用されていないので1981年の物件は何月に建てられたのかもチェックしてくださいね。以上のように、あと何年住めるかというのはさすがに分かりませんが、耐震性については築30年以上のものでも問題がない物件もちゃんとあります。耐震性絵おクリアしていて、部屋のリフォームなどが適切に行われていれば購入を検討する価値は十分にあります。