築年数15年のマンションがおすすめ(富山県/イラストレーター/26歳/男性)

僕は富山県に住む26歳のイラストレーターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築マンションを買えるだけの金銭的余裕があれば問題はありませんが、そうではない場合は中古マンションの購入がお勧めです。なぜ、戸建ではないのかというと戸建の場合、価格の半分は土地代なので大幅に価格が下落することはあまりありません。むしろ場所によっては地下が上がりほとんど値段が下がらない場合もあります。マンションだとそのようなことはなく、一度だれかの手に渡った時点で中古となり一気に価格は下がります。新築してから15年までは一気に下落します。そしてその後は価格が安定すると言われています。なので、築年数が15年ぐらいのマンションを購入すれば安くで購入でき、その上大きく価値が下がることもないので資産としても有効です。


中古マンションを購入するときに気つけなければいけないことがあります。それは建てられた時期です。ポイントとなるのが1981年以降に建てられたものであるかどうかということです。1981年に建築基準法が改正されたことによって、建物の耐震性について高い基準を求めるようになりました。これを新耐震性基準と呼びますが、新耐震性基準で建てられたものであれば、以前のものに比べて耐震性が高いと言えます。しかし、建物の完成日だけで判断してしまうと、新耐震性基準ではないものを含むことがあります。どういうことかというと、改正されたのは1981年6月1日です。建築前に行政に建築確認申請を行い、了承を得てから建築する流れになりますが、この了承が6月1日までに出でいれば以前の耐震基準で建てることができます。つまり、1981年6月1日以降に建てられた建物でも、基準の低いものもあるので注意が必要です。