僕は静岡県に住む39歳のプロジェクトマネージャです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
家の購入を検討し始めると、やはり物件の価格が気になります。注文住宅、建売住宅、新築分譲マンションなどの新築にこだわらずに中古物件も視野に入れると、価格的にもお買い得な物件が増え検討する範囲は広がります。最近では中古物件を購入して、新築同様にリフォームしたり、自分好みの住まいにリノベーションする人が増えています。しかし、いくら物件価格がお買い得だからといっても、築年数があまりにも古い物件ですと安全性が心配です。そこで目安となるのが住宅ローンです。一般的に住宅ローンを設定するときには、マンションであれば建物の価値を築50年まで見ているケースが多く‘50年はもつ’と考えられているという事になります。中古物件は好立地に建っている場合が多く、耐震性がクリアできていればかなりのお買い得物件が多いと言えます。
この‘耐震性’に関しては注意が必要です。耐震基準は1981年6月に見直されたため、この年以降の建物と以前の建物とでは耐震性能が大きく異なってきます。ですから、中古物件を選ぶときには改正後の耐震基準に基づいて建てられた物件であるかどうかを確認することがポイントです。もちろん1981年以前の物件でも耐震補強工事を行っていれば問題ありません。また、マンションのメンテナンス状況を確認しておくことも大切なポイントです。管理がちゃんと行われていないマンションはメンテナンスも不十分で、マンションの寿命も短いと見ていいでしょう。このような点を注意して物件を探すと、好立地にあるお買い得なお宝物件が見つかるかもしれません。