僕は兵庫県に住む68歳のテクノクラートです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを探しているときに得に見える物件を見つけたとしても、築30年以上というようなこともよくあります。あとどれくらい住めるのかわからない状態では、購入するわけにはいかないのが現実です。ではマンションを購入するときに築年数はどれくらいまで大丈夫なのでしょうか。一つ目安となるのは、1981年6月に耐震基準の大きな見直しがありましたから、それ以降の建物であれば、大きな地震が来ても命にかかわるような壊れ方をする可能性は低いといえます。それ以前の建物でもしっかりとした補強工事を行っているなら、1981年以降の新耐震基準と同様の強さを持っている可能性があります。補強工事の内容を確認したうえで、耐震性能に関して新耐震基準をクリアできてるのであれば、検討の対象にしてもとりあえずは安心な物件といえます。
さらに修繕計画とその実施状況をチェックしておきます。メンテナンスが不十分であれば、建築当初どんなにしっかり立てていても、建物の寿命は大幅に短くなるからです。仲介している不動産業者にお願いすれば、いつどのような修繕工事を行ったかといったことがわかるはずです。おおむね10~15年ほどの周期で外壁や屋根などのメンテナンスがお壊れていることが多いので、修繕工事の周期もチェックしておきます。管理組合の活動状況もこの観点からチェックしておくとよい点です。物件の下見に行ったときに清掃の具合や外壁の状態などを見て、あまりいい印象がなければ、何か問題を抱えている可能性も高くなります。築年数外形化しているかどうかも大事ですが、メンテナンスの状況なども合わせてしっかり管理されている物件を探し当てるようにしてください。