私は佐賀県に住む22歳の造形作家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
中古マンションを購入する時にはほとんどの人が築年数を気にします。購入したばかりの新築を売りに出す場合、例え1週間しか住んでいなくても中古とみなされて、数百万円は下落します。そのため中古マンションでは、築年数が数年以内の物件がよく売れます。一戸建ての場合も同じように下落するのですが、土地の評価額が付いているのでマンションほどの値下がりはありません。マンションの場合は集合住宅なので、占有率が低く、それだけに値下がり率は高くなるのです。しかし、必ずしも築年数が浅い物件だけがお買い得というわけではありません。4000万円の物件が築5年で売りに出された場合、数百万円の下落幅だとすると3400万円ぐらいです。
しかし、築年数が15年ぐらいですと2500万円ぐらいになるとします。この場合の差額は900万円になります。購入費の900万円は非常に大きな差です。毎月のローンの支払いもかなり余裕ができます。しかもマンションというのは築15年を経過すると、以降はあまり値下がりしないと言われています。2500万円で購入した物件を10年住んで売却する時にも、ほとんど同じ値段で売れるわけです。このメリットは非常に大きいのです。これに対して築浅で購入した物件は、築年数の経過と共に値段が下がります。その時点で売却すると、買った時の値段よりもかなり値下がりするわけです。このように考えると、必ずしも築浅の物件がよいわけではなく、古い物件にもかなりお買い得な面があるのです。