僕は滋賀県に住む71歳の航空整備士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
築年数が古いマンションを買う場合、今までそこに住んでいた人がきちんと手入れや設備の点検をしていたかが重要になると言われています。築年数がそれ程経過していない物件ならば、リフォームをしなくても住むことができる、即ち家の状態が良いだろうと思う人もいますが、住んでいた人が全く手入れや設備の点検を怠っていた場合、築年数がそれ程経っていなくても建物の劣化の進行は早いと考えられます。逆に、築年数が30年以上経過している築浅とは呼べない物件でもしっかり手入れがされていれば、手入れのされていない築浅の物件よりも住み心地が良い可能性は高くなります。中古物件を買うときは築年数だけで判断しないことが基本とされています。
中古マンションを買おうとする場合、住居スペースと言った専有部分だけを見るのではなく、共用部分もチェックすることが大切とされています。専有部分がきれいだったとしても、共用部分がしっかりメンテナンスされていなければ、建物自体の劣化を早める可能性が高くなり、安心できる住環境を得ることは難しくなります。修繕計画にのっとり修繕が行われているか調べることが重要とされています。マンションは築10年程度で外壁の塗り替え、ベランダなどの手すりや外部階段など鉄が使われている部分の補修や塗り替え、その他の修繕が行われることが多いので、中古マンションを買うなら修繕が終わってすぐに買うのも一つの方法だと言われています。