築年数で見る一戸建て(大分県/刑務官/60歳/男性)

僕は大分県に住む60歳の刑務官です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築一戸建てを所有の場合、家の構築などを建設中に現場に入り見る事が許されているので、実際に自身の足で現場に立ち入り、目で確かめたり、作業員や建築会社と密にコミュニケーションが取りやすいため、構築の進み具合など『現状』を確認する事が出来るので、安心してマイホーム完成を期待出来るだろう。また部屋数や間取り、日当り、外装や屋根、更には庭のディスプレーやガレージなど、多くのこだわりをふんだんに詰め込んだ含めた『理想の家作り』が出来る事も一戸建てを持つ上で最も興奮する用材のひとつではないだろうか。築年数が浅ければ浅い程、マイホームに対する思い入れが強く残り、より一層強くその家が愛おしく感じられるのではないだろうか。


さて、築年数だが、『新築』と呼ばれる1年未満の物件は大きな外傷、汚れ、不満もなく、木造住宅では新しい木の香りに包まれただそこにいるだけで、満足、または心地よい気分に浸っていられるのではないだろうか。しかし、5年、10年、30年。時が過ぎれば環境も変わり人や建物の変化するものだ。人間は年を取れば経験や知識も増え『味』が出て来る。家もきっと同じではないだろうか。築年数の経った家はその家族と過ごした時間も経験も多く『味』が出て来る。5年経って子供が増え、部屋の間取りを変えた。10年経って妻の為にキッチンを新しくした。30年経って老後に備えバリアフリーにした。など、家は人とともに変化し、進化する事が出来るのだ。