築年数が経過した中古マンションについて(長野県/宮大工/23歳/男性)

僕は長野県に住む23歳の宮大工です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する場合、新築ではなくあえて築年数が経過した中古物件の方が得をする場合があります。マンションは、木造一戸建てのように減価償却が早く進む物件ではないため、少々築年数が経過していたとしても問題はありません。2、3年住んだだけという物件とほとんど変わらないのです。しかも、マンションは完成直後から一気にその販売価値が下がっていくと言われています。中身に差がなくて販売価格に差がないのであれば、当然中古マンションの方が得をするということになります。実際に、不動産の市場では新築物件よりも築年数の浅い中古物件に人気が集まりやすいと言われています。その方が購入費用を格段と抑えることができるためです。


しかし、もう少し待つことで、更に安い価格で購入できるようになります。中古マンションの販売価格は、完成直後から15年の間に下降すると言われています。しかし、多くの人は築年数5年以内で購入するということが調査の結果判明しています。しかし、そういう買い方をしてしまうと、5年から先の10年間の値下がりを棒に振ることになるのです。底値まで値下がりした15年目まで待つことで、安い価格で購入できるようになります。一戸建てと比べて寿命が長いため、15年という年数が経過していても何の問題もありません。部分的にリフォームする必要があるかもしれませんが、その分の費用を加えたとしても、新築で買うよりずっと安い価格で購入できます。