築年数が経過した一戸建てを売却して賃貸へ(広島県/腹話術師/36歳/男性)

僕は広島県に住む36歳の腹話術師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


両親の住む家は、私の祖父母から譲り受けたもので、築年数は50年以上経過しています。これまで10年ごとに水回り等をリフォームしてきましたが、最近は痛みが目立つようになり、そろそろ建て替えも検討しはじめたました。しかし、建て替えには多額の費用がかかること、また将来的なことを考えて、今回その家を売却して残りの人生は、賃貸住宅の一戸建てで過ごすのも一つの選択肢ではないかと父が言い出したのです。当初、長く住んだ家を売却することは、私も母も反対でした。しかし、リフォームにかかる費用の見積もりを頼んだところ、予想以上に高額だったこと、また段差も多く今後、両親にとって住みづらい家になってしまうことを考え、父の決断を尊重することとしました。


そこで、賃貸物件を選ぶのに休日を使って両親と一緒に物件を見に行きました。できれば、新居は私達の住む場所から近いところ、また車に乗らなくても生活ができるところを条件に物件を探したのです。普段は、2人だけの生活なので一戸建てじゃなくても良いと思っていたのですが、長年庭いじりや家庭菜園を趣味としている母や、日曜大工が大好きな父の強い希望もあり、あくまでも一戸建てにこだわりました。賃貸物件は、家が売れる前までには、何とか決めたいと思っていたのですが、良いタイミングで物件が見つかり、また住んでいた家も自分たちの思っていた以上に高値がつき、すべてスムーズに事が運びました。今は、時々家族全員で集まって食事をするのが楽しみです。