築年数が古いマンションを選ぶ判断基準(鹿児島県/競輪選手/58歳/男性)

僕は鹿児島県に住む58歳の競輪選手です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


中古マンションを購入するときには築年数が気になると思います。あまりにも古い物件だと価格は抑えられるが、建物自体が老朽化していて長く住むことはできないのではないかと考えてしまいます。それでも価格を抑えて中古マンションを購入したいということであれば、1981年以降に建てられたマンションかどうかを確認してください。1981年に耐震基準の大きな見直しがされたので、それ以前の物件よりも建物の耐震性が高くなっています。建築基準法も同年の6月に改正されたので、6月以降の審査をクリアした物件が建物の構造が強くなっていておすすめです。1981年以前に建てられた物件でも、耐震補強工事がされていれば、見直しされた耐震基準と同じ耐震性になるので心配する必要はないでしょう。


その他の判断基準としては、修繕計画をきちんと実施しているマンションなのかということです。修繕積立金を出しているのに実施していなかったら困りますし、建物の寿命も短くなります。せっかく安く購入しても、すぐに取り壊されてしまったら意味がないので、しっかり確認しておきましょう。そこまで古いマンションは購入しないが、できるだけ価格を抑えたいということであれば、築15年以上経った物件が下落幅が安定しているのでおすすめです。築浅の物件は人気が高く価格の変動がありますが、15年も経つと購入する人も減るので価格も安定してきます。それ以降もそんなに価格が下がることはないので、築15年前後が買い時といえます。中古といっても何百万、何千万とお金が動く買い物なので、しっかり判断して購入しましょう。