築年数が古いながらも素晴らしい一戸建て(北海道/漁師/48歳/男性)

僕は北海道に住む48歳の漁師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


築年数が何十年というかなり年季が入った古民家の一戸建てに引越しをしました。この話をすると、どうしてわざわざこんなに古い物件を購入したのかと驚かれるのですが、古民家というものはしっかりした建材を使用して昔ながらの素晴らしい工法で作られているものなので優良物件と言えるのです。確かに、外壁や屋根など朽ちている部分があったのですが、梁や柱などは今の住宅にはない頑丈さがありました。そこで、経年劣化でボロボロになった部分をリフォームすれば、新築の家よりも断然味があって強固な家が完成するのではないかと考えました。これが、私が築年数の古い一戸建てを選んだ理由です。実際に移り住む前には、老朽化が激しい部分を中心にリフォームをしてもらったので引渡し時には見違える程きれいになっていました。


予算の都合上、リフォームを行ったのは素人では難しいような部分のみで、その他の部分は自分たちで補修をすることにしました。結果だけでなくその過程を楽しむことができたのが面白かったので、すっかりDIYが趣味になってしまいました。普通の家を購入していたら、家に対してここまで愛着が湧かなかったかもしれません。この家の素晴らしい所は、今の建築物には感じることができない情緒があるということです。遊びに来た友人たちは、口々に家の雰囲気の良さを褒めてくれました。購入時に不動産屋さんにその耐久性について聞いた所、構造がしっかりしているので補修をしながら大事に住み続けていけばずっと長く保てるということでした。これからも大事に住み続けたい家です。