僕は宮崎県に住む47歳のカウンセラーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
店舗や事務所などに使う、といった目的で分譲マンションを購入しようとする場合、住宅として使うとは別の注意点があります。マンションの管理規約には、住宅以外の用途で部屋を使うことを制限していることも多いからです。場合によっては規約違反となることもあります。住宅以外の要素に集合住宅の部屋を使うことを管理規約で規制している理由には、外部からの不特定多数の人たちが出入りするため、セキュリティ上の危険が大変大きいからです。騒音問題で近隣の住民に迷惑をかけてしまうこともあります。また、事務所が入っていると、その建物の資産価値も下がってしまうこともあります。中古の物件を購入するときは、あらかじめ会社名が入っている郵便物がないかどうか、ポストを確認するようにしましょう。
会社名の郵便物が入っているポストが多いことが確認できれば、その物件は資産価値が低いということになります。事務所として分譲マンションを使いたいときは、管理規約に事務所として使ってよいと書いてあるか、必ず自分の目で確認するようにしましょう。不動産会社の担当者に聞いただけでは本当のことがわからないこともあります。担当者は物件を早く売りたくて、事務所に使っても大丈夫でしょうというあいまいな返答をしてくることがあります。このような場合に管理組合とトラブルが発生しても、不動産会社の担当者に責任はなく、購入者に責任が生じてしまうことになります。ペットを飼うことも規約に違反するとトラブルになりやすいので、購入する前にペット可の物件であるかどうか必ず確かめるようにしましょう。