消費税増税後のマンション買い時事情(佐賀県/彫師/65歳/女性)

私は佐賀県に住む65歳の彫師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


2014年4月から消費税8%の増税が始まりました。新築・中古問わずマンション購入に慎重になられた方も多いと思います。まず価格面の変化ですが、当然建物価格は増税額分アップします。しかし住宅ローン控除の拡充が図られ、一定の条件を満たす人はその恩恵を受けられます。高年収の方は所得税・住民税の負担も大きいため借り入れが大きければよりローン控除の拡充を受けることが可能です。収入が一定以下の方でもすまい給付金などの施策もとられています。このような背景から2014年増税後がマンション購入において必ずしも不利ということではなく、税制や施策面においてお得になるケースもあるので、買い時にそれほど悩む必要はありません。


金利においても日本銀行の金融緩和によって、長期金利は低水準で落ち着いています。日本の経済政策においてデフレ脱却に拍車がかかれば金利はますます上向き、さらに上昇が見込めば金利水準が低いうちに返済して、総返済額を大幅に抑えられることが可能です。購入環境としても価格動向が短期で急激に上昇することはないと言われてますので、2014年も価格面での買いやすさは去年と大きく変わる事はなさそうです。また供給戸数の売れ行きが増税のおかげで程よく鈍化しているため、理想の物件に出逢える確率が高くなり、選びやすくなっています。つまりじっくりと理想物件の比較検討が行えますので慌てて購入して失敗するリスクが減ります。本当に住みたいと思えるマンション購入においてこれは重要なことです。