僕は兵庫県に住む65歳のコックです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

家づくりの第一歩は、どんな家に住んでどんな暮らしをしたいのかなど、「理想とする住まいの形」を明確にしていくことから始めます。「広いリビングで薪ストーブのある生活がしたい」「庭付き一戸建てに住んで、ガーデニングやバーベキューを楽しみたい」「木のぬくもりが感じられる暮らしがしたい」など、家族それぞれの希望をリストアップしていくことで、家族が理想とする住まいの形が明確になってきます。また、どうしても譲れないという条件もリストアップしておくといいでしょう。イメージが固まってきたら、住宅展示場やモデルハウスなどに足を運んで、実際に建物を見て回ることをお勧めします。そこでハウスメーカーの建売住宅（分譲住宅）にするのか、自分のこだわりをすべて反映できる注文住宅にするのかを決めていきます。

建売住宅は、すでにデザインや間取りは決まっていますし、土地付きの分譲住宅でしたら土地探しから始める必要がありませんので、入居までの期間は短くなります。反対に、注文住宅はすべてオーダーメイドになりますのでこだわった分だけ時間も費用もかかりますが、自分が思い描いた通りの家づくりができるという自由な面が魅力です。建売住宅は、デザインや間取りなどを自分の思い通りにはできませんが、事前に提示された金額で、決まった期間内に施工が終わり引渡しとなりますので安心です。注文住宅の場合は、間取りやデザインなど細部にいたるまで自分の思い通りに施工できますので、満足度はかなり高くなります。それぞれにメリットがありますが、費用面が大きな検討材料になりますので、資金計画をしっかりと行ったうえで住宅の種類を選択しましょう。