権限のある交渉相手とマンション購入(東京都/政治家/67歳/女性)

私は東京都に住む67歳の政治家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


さまざまな情報や権限が集中するのが、モデルルームの所長やマネージャークラスの人たちです。第一期分譲で抽選にもれて購入できなくても、キャンセル情報をいち早く教えてもらったり、次の発売時期に優先的に予約を入れてもらえることもあります。そうした特別な情報や権限は、人気のある部屋であればあるほど求められます。そのため、所長やマネージャークラスと仲良くなっておけば、マンション購入で成功する確率が高くなるといえます。銀行や建設会社は、大手になればなるほど、部署が違えば情報が入らなくなり、あまり影響があるとはいえません。同じ不動産会社でも、自分たちが担当している物件以外の情報は、なかなか手に入らないものです。


それよりもモデルルームに出向いて、自分自身で所長やマネージャークラスの人と仲良くなったほうが効果的といえます。モデルルームの所長やマネージャーには自分から名刺を出して、きちんと挨拶をすることが大事です。そして本気で考え、いろいろと便宜を図ってもらいたい場合、次にモデルルームに行くときには、所長やマネージャーがいることを確認して、空いている時間帯を選び、ちょっとした差し入れなどを持っていくことも良い方法です。そのことが印象付けになり、結果としていろいろと便宜を図ってもらえる可能性があります。また希望の部屋に応募者が重複した際にも、うまく配慮してもらえることも有り得ます。相手に好印象を与えることができれば、その後の交渉も何かとやりやすくなることは間違いありません。