私は佐賀県に住む32歳の画家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションには新築と中古に分かれますが、最近では中古マンションが人気で注目を集めています。中古マンションの一番のメリットは、価格の安さです。場所にもよりますが、新築よりも安く買うことができます。築年が新しいものと古いもので、新築との差が変わってしまいますが、大体「新築の8掛け」と言われる水準で一致しています。なぜ安くなるかというと、新築の場合はマンションの原価に広告費や売主であるデベロッパーの利益分が上乗せされています。その金額が約2割ほどと言われているので、新築の8掛けほどの金額での提供が可能となるのです。建築物自体の価格は年が経つにつれて下がっていくので、築年数を気にしなければかなり安く買えてお得です。
新規と比べるときに注目すべき点として、「分譲価格比」という指標があります。これは、同一物件で新築分譲時の価格に対して中古の価値がどのくらいの割合になっているかを示すものです。この比率が高いほど価値が下がっていない優良物件であると判断できます。7割程度で普通と考えます。新築には先にも書いたように様々な費用分が上乗せされているので、その建物の本当の価値はわからない状態です。一方で、中古はそのような上乗せ分がないので、その建物の本当の価値を見て住むかどうかを決めることができるというメリットがあります。また、新築と違って買う時期が遅れても価格はあまり変化がないのが特徴です。いつ買っても資産価値にあまり変化がないので、安心して選ぶことができます。