私は群馬県に住む66歳のケースワーカーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
最近ではマンションのモデルルームは盛況を見せています。いま、買い時だと言えるのでしょうか。マクロ指標やマンション業界動向を分析しつつ、買い時を冷静に考えなければなりません。景気浮揚感が漂う日本経済は、長らく続いたデフレから脱却し、本格的に景気が回復するかもしれないと言われています。この期待は、人生最大の買い物であるマンション購入に二の足を踏んでいた多くの方の背中を強烈に押しているようです。選ぶ際に、さまざまな条件下で選択した候補物件の中から、最終的な1邸を決めるのはなかなか勇気のいることです。たいてい人は予算と立地、間取りや設備などのハードの部分を重視しています。満足できるマンションを購入するためには、様々な面を考慮し、十分に検討しなければなりません。
2013年から特に新築着工戸数は増え続け、よく売れた実績があります。1月末に、2013年12月分の新築着工数が発表され、1年間の新築着工戸数の総計が明らかになり、総計は98万戸で前年対比111%にまで跳ね上がりました。リーマンショック後の最高数値だったと言われています。そして、新築マンションは26万戸超で、前年対比107%でした。人気が急上昇し、顧客が年々うなぎ登りだという現状の中、新築の数字で際立ったのが、契約率(首都圏、近畿圏)の高さです。年間ベースで、高水準になり、特に6~9月は80%超えの水準が続いています。消費税増税前の駆け込み需要もありましたが、それ以上に景気回復気配が後押しした結果だと推察できます。