私は三重県に住む34歳の観光コンサルタントです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの購入を思い立った時、多くの人は新築の物件に目がいくものと思います。設備は最新のものが揃っている可能性が高いですし、なにより新品という響きには大きな魅力があるものです。もちろん新築物件を購入することも悪いことではありません。しかし「新しい」という響きに魅了されすぎて新築のみに的を絞るのは、少しもったいないかもしれません。なぜなら、中古物件には新築物件にはない魅力を持っていることが多いからです。中古物件とメリットといわれると、真っ先に思い浮かぶのはリーズナブルなお値段でしょう。例え同程度の広さの物件でも、新築と中古ではその価格に大きな差が出ることも少なくありません。これは、なるべく出費を抑えたい方には大変な魅力といえます。
さらに優れた魅力として、物件数の豊富さが挙げられます。これから建築するマンションと、数年~数十年前に建築されたマンションならば、当然後者の方が数は豊富です。数が豊富ということは、それだけたくさんの間取り、広さ、立地条件の中から物件を選択できるということです。それは、理想とする家を発見できる可能性を大きく広げてくれます。最後に隠れたメリットとして、ご近所の情報を確認できるというものがあります。新築物件の場合、まだご近所様が形成されておらず、どのような世帯の方が越して来られるかわからない状態にあります。しかし中古物件であれば、すでに多くの世帯が入居しているため、大まかな世帯の傾向を知ることが可能になります。お子様と同年代の子どもが多い物件であれば、お子様が通うことになる学校の情報を始め、さまざまな話題を提供・交換し合うことができ、家族全員が地域に早く馴染めることも期待できます。