僕は鹿児島県に住む51歳の装丁家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築分譲マンションを買い求めるのであれば、誰でも価格の安い時期にしたいものです。しかし、不動産価格は相場の変動がありますので、底値で購入するのは実際には難しいものです。住宅ローンを借りて購入する人が大半であることを考慮すると、金利の低い時期を選択するのは一つの考え方です。その点では低金利が継続している今の時期は買い時であると言えます。住宅ローンの金利についても、最も低いタイミングを選ぼうとしても無理があります。住宅ローンの金利は毎月のように変更になるからです。住宅取得控除も税制が頻繁に変更されます。年末調整において、税金が還付されることになりますので、制度が有利な時期は買い時であると言えます。
今は、消費税率がアップした一方で、住宅取得控除は有利に改正されていますので、マンションの買い時であるとも言えますが、今後は更に有利に改正される可能性もあります。結局は、不動産相場、金利環境、税制などの外部環境については、将来のことは不透明ですので、ライフプランとしてマンション購入が必要になった時が買い時なのです。外部環境に関しては、少なくとも悪い時期でなければ、マンションの購入を検討しても問題ありません。子供が産まれたタイミング、転勤したタイミング、その他のライフプランの節目で購入を検討するべきです。外部環境については、バブル期のように価格が高騰し、金利も高い時期だけは避けるようにしたいものです。