私は島根県に住む30歳の機長です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築の一戸建て住宅を購入する場合は、分譲住宅にするか注文住宅にするかの選択になります。ここでは、分譲住宅のメリットを見ていきたいと思います。まず第一に、価格が注文住宅に比べてわかりやすいという点です。注文住宅の場合、土地を買ってそこにそのまま建物を建てられるケースはあまりありません。多くの場合、水道管やガス管を引き込む、地盤が軟弱な場合は土地改良工事をを行う、高低差があれば階段やスロープを作る、といったような工事が必要です。また、門扉やフェンスなどの外構工事は見積もりに入っていない場合が多く、別途行わなければなりません。これらの付帯工事は場合によっては何百万円とかかりますが、分譲住宅であればこれらは全て最初から込みであり、追加料金は発生しません。
また、分譲住宅は、一戸ごとに作る注文住宅と違い、複数をまとめて作るのでその分コストが抑えられます。資材を一括して大量仕入れするのでメーカーの値引きも引き出しやすく、運搬もまとめて行われるのでロスも少ないです。また、仮設トイレや工事の電気を使い回せるので、経費削減につながります。その浮いた経費を、住宅のグレードアップに使っていることも多いので、同じ価格でもよりよい設備を持った住宅を手に入れることができます。土地を探したり、ローンの手続きを自分でする必要がないのもメリットですね。これらにはかなりの労力を要しますので、忙しい方にとっては特に大きいです。新規分譲地ですと、みんな同時に生活をスタートさせるため、すでにあるコミュニティーに入っていくよりも、近所との関係がスムーズに作りやすいのもメリットでしょう。