私は福島県に住む23歳の中小企業診断士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
日本人は、新築志向が強いといわれます。事実、欧米と比べると圧倒的に新築一戸建てのマーケットが大きく、中古の一戸建ての市場は小さいです。これは、都市部のマンション市場にも当てはまります。新築マンションの大きな魅力は、かつてなかった魅力ある住空間や共用部、仕組み、外観デザインなどが提案されていることです。パースで見るのと実際は異なるもの。素材の組み合わせによる風合いや植栽との調和などは実際完成しないと実感できません。建築確認を取得し着工から一定期間後に販売を開始するマンションならではの不確かさであり楽しみでもあります。実物でないと表現できない質感や色彩があり、竣工時の再発見はまさに感動の瞬間です。
新築マンションは選びやすいこともメリットです。中古マンションの場合、購入条件を満たす住戸が複数戸売りに出ているケースはまれです。特定のマンションで探すとすると選べない現実があります。また売主によるアフターサービスも新築マンションの魅力です。一定期間は、設備の故障にも対応してもらえます。一方、中古マンションの場合、瑕疵担保責任の期間は3ヶ月程度で、箇所も給排水管の故障や雨漏りなどに限定されます。最近では10年前のものと比べて防災対策もかなり充実しています。モデルルームの来場者数や登録状況で、物件価格の妥当性も判断できます。即日完売するような人気物件のリセールバリューが維持されやすいのは言うまでもありません。