新築一戸建てを購入するにあたって(岐阜県/発明家/63歳/女性)

私は岐阜県に住む63歳の発明家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築一戸建てを購入するにあたって、ハウスメーカーによって様々な資材を使用しています。そして資材の違いによって住宅の性能が大きく変わる場合があります。例えば、木材です。長期優良住宅であれば、4寸角の木材を使用するのは一般的ですが、建売やローコストメーカーになると3.5寸角を使用している場合があります。これは住宅の強度を出すために必要な物で、4寸角の方が強度が強いのです。次は断熱材です。在来工法やパネル工法であれば一般的にグラスウールを使用します。中には発泡ウレタンで吹付をするハウスメーカーもいます。ここで気を付けなければいけないのが、性能の違いです。グラスウールといっても、値段は様々ですし、発泡ウレタン吹付にしても、吹き付ける量や吹き付ける技術によって性能は大きく違ってきます。


次は、窓です。これも家の断熱性能を決める為、ある程度の知識は必要です。現在主流となっているのはLow-eガラスです。このガラスの特徴は、ガラスとガラスの隙間に空気層があり、空気層があることで、外気の影響を軽減することが出来るのです。その上のランクのガラスは、Low-eガラスのアルゴンガスタイプです。これは、ガラスとガラスの間にアルゴンガスが入っており、更に外気の影響が軽減されます。その更に上のランクにトリプルガラスがあります。このガラスの熱伝導率は、ほぼ0です。これは今現在でナンバー1の断熱ガラスです。このように、住宅の性能を上げる為の資材が沢山あり、ハウスメーカーによって使用している資材は異なるのです。良い家を建てたいのなら、色々なハウスメーカーを調べることが大事です。予算内で建物の強度や断熱性能を上げることも可能なのです。