僕は島根県に住む72歳の戦場カメラマンです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

新築一戸建てを購入する上でチェックするべき項目は多々あります。人生で最大の買い物であり、一生住み続けることになるので、しっかりとチェックするべきポイントは知っておきたいものです。まず、建物には基本的に点検口というものがあります。一戸建て住宅であれば床下・天井裏・屋根裏などに点検港が設置されていると思います。マンションの場合は一般的に配管経路の一部をパイプスペースの点検口から確認できるようになっているはずです。点検口とはその名のとおり建物の点検を行うための入り口で、建物をしっかり点検するためには非常に大事なものであり、建物にはあって当然のものだといえます。しかし、物件によってはこの点検口が全く無かったり、あっても不足したりしている場合があります。

点検口が全く無かったり不足していたりすると、建物の隅々まで点検が出来なくなり、雨漏りなどの建物のトラブルの発見が遅れたり、見つけられなかったりします。つまり、建物寿命をながくしたり、建物の資産価値を高めるためには点検口はとても重要なものだということが理解できると思います。この点検口がない住宅というのは、その住宅を設計する段階で長持ちする住宅を作ろうという基本的な思考が欠けているといってよいと思います。そんな住宅であれば、点検口以外にも何か欠陥があるんではないだろうかと考えてしまうのが自然ですよね。というわけで、自分が購入しようと考えている住宅の室内を見ることが出来る機会が出来たら、まずは点検口の有無をチェックしましょう。