私は徳島県に住む53歳のチーフプロデューサーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マイホームの購入を考えているサラリーマンにとっての新築一戸建てとは、もちろん広い庭付きです。しかし広い庭付きの一戸建てを購入するとなると、郊外でも価格は4000万ぐらいになります。平均的なサラリーマンの年収が400万円から500万円ですから、多少背伸びをしても3000万円程度の物件しか買えないことになります。庭の広さにもよりますが、3000万円で購入できる新築一戸建ての庭は、猫の額程度です。とても庭でガーデニングを楽しんだり、のびのびと子育てができる環境ではありません。両親から頭金を1000万円出してもらって、ギリギリ購入できるといったところです。しかし、なかなか1000万円をポンと出してくれる親はいません。
ではサラリーマンには広い庭付きの新築一戸建ては無理なのかといえば、決して無理ではないのです。広い庭付きの中古一戸建てにすればいいのです。新築に比べて遙かに価格は安くなりますので、年収400万円のサラリーマンでも購入が可能です。新築と中古の違いとは、建物が新しいか古いかの違いです。土地には新築も中古も関係ないのです。土地という資産をメインに考えれば、新築にも中古にも同じ価値があるわけです。しかも新築の一戸建てを購入して住み始めれば、その時点で不動産屋の評価は中古物件の扱いになります。住み始めて半年なのか、10年なのかという違いだけの問題です。土地さえあれば中古はリフォームできますので、購入資金の少ないサラリーマンには狙い目です。