私は富山県に住む56歳のテレビディレクターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
近年の新築一戸建てで流行しているコンセプトとして、省エネルギーやエコロジーが挙げられます。大震災や地球温暖化などの様々な問題に考慮して、地球や環境に優しい一戸建てを建てようとする動きが活発化しているのです。それを後押しするかのように、国単位で様々な制度が整えられるようになりました。その一つに、再生可能エネルギーの固定価格買取制度があります。これは、各家庭の屋根や敷地内に設置した太陽光発電設備で発電した電気の一定量を、電力会社が必ず買い取るというシステムのことです。そのため、自宅で発電した電気は生活のために使用することができますし、余った分は全て電力会社に買い取ってもらうことができます。電気代が浮くだけでなく売電利益も得られるのです。
これだけお得な制度であることから、新築の一戸建てを建築する際に初めから太陽光発電設備を設置するという家庭も増えています。買い取りのための制度だけでなく、設置の際にも補助金が受けられるようになっています。これは、国単位だけでなく、各地方自治体で補助金が用意されています。そのため、この両者の補助金を上手に活用することで、設置費用そのものを短期間で回収することができます。その後の売上はそのまま収入になるという仕組みです。この制度が更に充実して多くの人が利用できるようになると、新築一戸建てに太陽光発電パネルを設置する行為が標準装備になるかもしれないと言われています。この先一戸建ての建築を考えている場合にチェックしておくべき事柄です。