私は滋賀県に住む42歳のレポーターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築マンションを考える際に確認したいポイントの一つに階高があります。階高とは各階それぞれの高さの事です。この高さによって室内の高さやコンクリートの厚みを知る事ができるため、マンション物件を見て回る際は注意して見ると良いです。高さが部屋に与える影響はいくつかあります。それは室内天井・床下空間・床下コンクリートの厚さです。階高が高い方が有利とされているのですが、その理由は音と関係があります。日常生活をする上で発生する生活音は普段は意識しませんが、床や壁が薄い建物であると気になる音に変わります。特に多くの人が共同で生活するマンションにおいては、上下左右の生活音が一日中聞こえたらストレスに感じる場合があります。
生活音を騒音と感じてしまってはせっかく手に入れたマンションも台無しになってしまいます。そのため階高に注目して物件を絞っていくと良いです。階高が高いと室内天井や床下に、ある程度の空間ができるため音が響いてくる心配が無くなります。天井が低いと感じる足音や圧迫感、下に暮らす人に配慮した床下空間、コンクリートに厚みを与える事で音が外部に漏れる心配が無いため快適に暮らせます。また階高が大きいと風が奥まで行き渡るため、暑い夏も涼しくなります。階高についてはコスト抜きで考えた時、数値が高い方が良いとされています。マンション選びに迷った時は、金額を比較して大差が無い場合、最後の手段として階高で選ぶ方法があります。