新築マンションは諸経費と修繕積立金が必要(大分県/舞台監督/65歳/女性)

私は大分県に住む65歳の舞台監督です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


長いデフレから脱却して経済もようやく上向きになってきた昨今、土地の価格も上昇傾向を見せています。不動産価格が値上がりする前の今こそ、マンションの買い時です。特に新築マンションは供給過剰の状態なので、良い物件を選ぶには最適です。新築マンションを購入する時には物件本体の価格とは別に、諸費用も準備しておかなければなりません。目安としては物件価格の3パーセントが必要になると言われています。3000万円の物件なら90万円ぐらい用意しておけば大丈夫ということです。具体的にかかる費用としては、まず引っ越し費用があります。これは引っ越しの量と距離によって金額が変わってきますので、あらかじめ概算を掴んでおいてください。


新築マンションを購入すると各種の税金がかかります。印紙税、固定資産税、登録免許税、不動産取得税などです。司法書士への手数料も発生します。また住宅ローンを借りるための融資手数料や保証料がかかりますし、万一の時のための団体信用生命保険料も必要になります。火災保険の加入料もありますし、最近では地震保険に加入する人も増えています。これらの諸経費は必ず必要になりますが、夢のマイホームを持つための必要経費と考えて下さい。忘れてならないのが修繕積立金です。マンションの場合は将来の補修や建て替えのために、修繕積立金を毎月支払います。たまに修繕積立金の安い物件を選ぶ人がいますが、あまり安いと将来的に補修費用や建て替え費用が不足する可能性があるので、安心して暮らすためにはそれなりの修繕積立金が設定されている物件を選んで下さい。