新築マンションの固定資産税を考慮する(徳島県/海技従事者/46歳/男性)

僕は徳島県に住む46歳の海技従事者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産を所有している場合にはその評価額に応じた固定資産税を支払うことが義務づけられています。そのため、賃貸では家賃を払う必要があるように、マンションを購入した場合にも固定資産税を年に四回に分けて納めなければなりません。ただし、1月1日に所有していた際にその年の税金を支払う必要が生じるため、通常は購入したその年は支払う必要がありません。固定資産税額は3年ごとに見直されることになっており、地価の増減などによって支払額が変動するようになっています。固定資産税は課税標準額の1.4%とかなりの高額になることから、個人の生活に大きな支障を与えないように様々な特例によって課税標準額を下げるような仕組みが準備されています。


マンションの場合には住人で共用する部分についてもその持ち分の税額を負担する必要があり、少しでも税額を下げられるようにすると生活が楽になります。こういう考え方からでは、新築マンションと中古マンションで違いがあります。中古マンションには税制の優遇措置はありませんが、新築の場合には課税標準額を減額できる特例措置があります。もちろん、中古の方がもともとの課税標準額が低いことが多いですが、減額の結果として固定資産税では新築の方がかえって安くなってしまうということもあります。新規の購入額よりも、税額の方の負担を減らしたいという視点をもって、総合的に判断してみるということが安くするためには大切な心がけになります。