新築マンションの固定資産税について(福岡県/軍事評論家/29歳/女性)

私は福岡県に住む29歳の軍事評論家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築マンションを購入すると、大部分の人は住宅ローンの返済が始まります。毎月住宅ローンを何十年も支払い続ける他に管理費や駐車場代、修繕積立金などの支払いも発生しますので、決して楽な負担ではありません。しかし、これだけで安心しているわけにはいきません。毎年4月中旬から5月になると、マンション所有者には固定資産税の納税通知書が市町村から送られてきます。固定資産税は、毎年1月1日時点でマンションを所有している人に対して課税される税金です。つまり、1月2日以降にマンションを購入した場合、その年は税金を支払う必要がありません。現実的に1月1日に売買契約を結んで手続きを全て済ませてしまうという人はほとんどおりませんので、購入した翌年から発生する税金だと考えておいて大丈夫です。


この固定資産税の金額は、課税評価額×標準税率1.4%という計算式で算出されます。この課税評価額というのは物件の購入価格ではありませんので注意する必要があります。実際には、課税評価額の方が購入価格よりもかなり低くなっています。また、3階建て以上の耐火構造・準耐火構造の住宅を購入した場合には、新築後5年間は固定資産税が2分の1に減額されるという軽減措置がもうけられていますが、ほとんどの新築マンションがこれに該当します。この固定資産税は、1年分を一括で支払う方法だけでなく、4回に分けて支払う方法も用意されていますので、それぞれの人が自分の都合の良い支払い方法を選ぶことができます。毎年必ず発生する費用ですので、きちんと資金を用意しておく必要があります。