僕は北海道に住む23歳のきゅう師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
たとえ新築の分譲マンションであったとしても、値引きしてもらえる可能性が存在します。ただし、新築マンションの場合は定価販売が原則となっていますので、値段を下げてもらうことができるケースというのはごく限られてきます。竣工前の青田売りの段階で、販売担当の営業マンが購入希望者の要望に応じて適当に値段を下げるようなことが行われていたとしたら、定価で購入した人からクレームが起こるのは必至です。過去には、新築後1年経っても売れ残っていた物件を大幅に値引きして販売したデベロッパーが、定価で購入した入居者から訴えられて裁判で負けてしまったような事例が存在します。ですから、どのデベロッパーも値引きに対しては非常に慎重になっています。
しかし、そうは言っても背に腹は代えられない部分がありますので、裏でこっそりと新築マンションを値引き販売する例は結構あります。最も値段が下げられやすいのは、マンション完成後とデベロッパーの決算時期です。建物が完成した後でも売れ残っている物件というのは、その後もなかなか売れない場合が多いです。売れ残り物件販売のために多大なコストをかけることはできませんから、積極的な宣伝活動がなされなくなるのが普通です。そのために、いつまで経っても空室のままということがよくあります。また、会社の決算時期はどこの会社も売上アップに必死になっていますので、在庫として抱え込んでいる物件を売ってしまいたいと考える場合が多いです。したがって、これらのタイミングにあたっていると、値引きしてもらえる可能性が高くなります。