新築マンションの値引きチャンスをつかむ(群馬県/心理カウンセラー/69歳/男性)

僕は群馬県に住む69歳の心理カウンセラーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築マンションの値引きチャンスは中古物件とは少し異なります。そもそも、新築物件は値引き不可能と思っている方も多いようですが、決してそんなこともありません。人生に何度もない大きな買い物ですから、少しでも安く買うためにポイントを押さえましょう。まずは売主であるデベロッパーが早く売却したいと考えている場合です。決算時期が近付くと、ディベロッパーは少しでも売上高の数字を良く見せたいのが人情です。そこで売れ残りの物件を多少安くしてでも売却しよう、と経営判断が働くことがあります。決算期前と売れ残り、これらがキーワードです。次にキャンセル物件に該当する場合です。キャンセルした旧買い手が手付金を納めている場合、その手付金相当額までは値引きに応じる可能性が高いです。ディベロッパーは余計な損をすることがないからです。


そして何よりもキャッシュで買い付ける場合です。現金買い付けであれ、ローン買い付けであれ、ディベロッパーはキャッシュを一括で手にしますから、ディベロッパーから見れば基本的には同じです。しかし、目の前に現金を積んで購入意思の高いことをアピールできれば、ローン審査を受けて買い付ける買い手よりも購入の確実性は高い訳ですから、値引きに応じてくれる可能性はあります。ただし、どう転んでも値引き不可の新築マンションもありますから、チャンスが存在するのかを見極めることが大切です。やはり、売れ残り物件を出したくない、何としても売り切りたい、というディベロッパーの心理を利用するのが上策です。マンションディベロッパーは、80%売って初めて収支トントンになる、とされる厳しい世界なのですから。