新築マンションの値引きの実態(埼玉県/ビューロクラート/64歳/女性)

私は埼玉県に住む64歳のビューロクラートです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築マンションでも、値引きが行われることがあります。購入したい物件が見つかったからといって、すぐに契約を締結すると、案外、あとから同じような部屋を購入した人の3割増しの代金を払わされていた、などということにもなりかねませんので、マンション購入の際には、その物件の価値を冷静に判断しなければなりまあせん。不動産の価値は、日々変動しますから、不動産売買のプロである専門業者でも、価格設定を誤ることがあります。少し、高めに設定してしまった場合、売れ残りのリスクがあります。売れ残った物件を購入した人は、ラッキーで、随分と値下がりした状態で購入することができます。そうはいっても、新築マンションが売りに出されてすぐ、部屋は埋まっていきますから、いつまでも残り物を待つこともできません。


本当に、そのマンションが欲しいのであれば、売れ残った部屋を待つより、自分の理想の部屋を早く買ってしまったほうがよいと考えるでしょう。でも、それは、マンションの値下がりのリスクを負うことにもなります。値下がりしてしまえば、その後、自分が転売する際も、安くしか売れなくなってしまいます。自分の不動産の価値まで、下がってしまうわけです。そこで、理想の物件に出会えたら、まず、その時点における価格設定が妥当であるかどうかを、自分の目で確かめましょう。近隣の似たような間取り、広さの物件と価値を比べてみるのです。そこから大きく外れていないのならば、適正価格での売り出しなので、あとで、大幅な値下げが行われることはまずないでしょう。