新築マンションの価格を決定する要素(沖縄県/法務教官/50歳/女性)

私は沖縄県に住む50歳の法務教官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築マンションの価格はさまざまな要素が絡み合っています。建物自体の価値のみならず、立地条件が大きなポイントとなってきます。新築マンションの価格の妥当性を判断するポイントを押さえましょう。まずは都心部へのアクセスです。これは純粋に物件からの距離と、公共交通機関の利便性の2つです。できるだけ近く、すぐに都心部へアクセスできる環境が高く評価されます。公共交通機関の場合、都心部まで電車1本で行ける駅が徒歩圏にあるならば、より価格は高くなります。次に最寄り駅までの距離です。どれだけ利便性の良い駅があっても、そこに至るまでの距離があるエリアの立地ですと、当然ですが価格評価は低くなります。これは徒歩10分以内が理想です。


そして周辺環境も重要となります。駅から近い立地が評価が高いとはいっても、余りに近すぎて繁華街の立地であれば、昼夜問わず騒がしくゴミや放置自転車も多いなどの問題点が生じます。また治安や安全面なども大切な評価ポイントです。街灯数や交番の数、コンビニエンスストアの有無など、夜間でも女性や子供が安心して歩ける環境であれば評価されます。最後に相場を決定する上で軽視できないのが、マンション立地エリアそのもののイメージです。過去に凶悪事件が発生していたり、大きな住民トラブルが生じていた地域は、そのイメージが強く押し出されてしまうため、相場を下げる要因になります。これを逆手に取れば、イメージと実態は必ずしもイコールではありませんから、良いマンションを割安で購入できるチャンスもあります。