私は徳島県に住む59歳の編曲家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンション購入の際に悩むのが、新築にするか中古にするのかといった選択です。新築はなんといっても全てが新しく、それを自分自身が初めて使用できるという独占欲や達成感が満たされるところが大きなポイントとなります。一方中古は価格が割安で、早く建てられた分好立地であることが多く、しかも物件そのものや周辺の環境を自分の目で確かめることができます。住宅購入は、人生で最も高い買い物と言われ、それだけにより良いものを選びたいものです。一番の決め手になるものは、やはり価格ということになりますが、しかし物件の購入価格だけで判断すると購入後に意外なほど諸経費や税金がかかり、こんなはずではなかったと後悔してしまう危険があります。今回は、そういった観点を踏まえて新築マンションのメリットをご紹介します。
新築マンションは、中古とは違い仲介手数料がかからないため、諸経費が安くなるといったメリットがあります。仲介手数料はだいたい物件の3%とされ、たとえば3000万円の物件価格なら100万円が必要となるのです。この他、中古は住む前にリフォームが必要となるケースがあり、大幅な工事になると100万円以上かかることもあります。また金融会社によっては新築マンションは住宅ローンの金利が優遇されていることが多く、こういった面でも大きなメリットがあります。しかも中古は借入期間に制限が設けられているため、35年返済のローンが組めない可能性があるのです。また大きいのが、入居後に必要な修繕積立金や管理費です。新しい物件には長期修繕計画が立てられていますが、中古にはこれがないケースがあり、そのため非常に高額な費用がかかり大きな出費を強いられることがあるのです。