私は東京都に住む57歳の茶道家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築マンションは、中古マンションと比べると税制面の優遇措置を受けやすいことや完成前の場合は、建築途中の工事状況を確認できるなどの利点があります。また、最新設備が採用されており、住宅としての質も高いし、管理費・修繕積立金がきちんと当初から計画されているのもメリットです。それから、仲介で中古マンションを購入する場合と違い、不動産会社が売主となって直接販売している物件であれば仲介手数料は不要ですが、通常の登記費用などに加えて仲介手数料がかからないため、諸経費がその分安いなどの利点もあります。また、物件によってはクロスの貼り替えや配管工事など、住み始めるまでにメンテナンスやリフォームが必要な場合もありので新築の方が良いです。
最近はどの金融機関も、優遇金利キャンペーン等を展開していますが、中古では金利優遇の対象にならないことがあります。また、借入期間に制限が加えられ、35年の返済期間のローンを組めない場合があるので新築マンションの方が有利です。また、築年数の古いマンションは管理費や修繕積立金に対する考え方が乏しく、新築当時の管理費や修繕積立金が低く設定されていたケースが見受けられます。そのため、中古で購入しようとした時に管理費や修繕積立金が高くなり、その合計が月額4万から5万円以上になっている例も多数あります。さらに、将来必要な修繕費が積み立てられておらず、修繕時に入居者が別途一時金を出さないといけないケースなどもあるのでその点でも新築が有利です。