新築マンションにある固定資産税の減免措置(宮城県/大学教員/55歳/男性)

僕は宮城県に住む55歳の大学教員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築マンションは価格が高いので、築浅の中古を探して購入する人が結構見受けられます。築5年以内の中古なら、新築とそれほど変わらないので掘り出し物だと言われます。しかし一般の人はあまり知らないことですが、不動産会社を通して中古を購入すると仲介手数料が発生するのです。一般的な手数料は物件価格の3パーセントぐらいなので、3000万円の中古を購入すると、約100万円の費用が必要になるのです。さらに物件によっては内装を替えたり、メンテナンスやリフォームをすることもありますし、その費用を考えると中古でもかなりの出費になるのです。しかし新しいマンションなら、これらの費用は一切必要ないのです。トータルコストを考えた場合、必ずしも中古が安いとは限りません。


新築マンションにはその他にもたくさんのメリットがあります。住宅ローンを組む時に、金融機関の金利優遇キャンペーンの対象になる場合があります。また35年という長期ローンを組むことができます。中古の場合は借入期間に制限が加えられ、35年ローンは組めない場合があるのです。設備に関しても、中古に比べると最新式のものが設置されています。床暖房や浄水器なども設置されています。最近はペットの飼える物件も増えていますが、中古の場合はあまりありません。最も大きなメリットは、新築には固定資産税の減免措置があることです。マンションの場合は5年間にわたって税額が半額になるのです。これは中古には適用されないのです。このように両者を比較すると、総合的に新築マンションの方に軍配を上げざるを得ないのです。