僕は佐賀県に住む44歳の著作家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築マンションは現在人気が上昇しており、それに伴って徐々に価格が上がっているのが現状である。購入を検討する人が増えた最大の理由が消費税増税である。高額な買い物をする上でその購入金額が3%増えるということは大きな負担であるため、増税前に購入を決めた人も多い。また、2020年に予定されている東京五輪も価格上昇の理由の一つである。都市部のマンション用地の一定規模の開発用地価格が上がり、さらには工事費が上がることが予想され、今後の価格に影響を与えるといえる。しかし、前述した二つの要因が急激に市場に反映されるというわけではない。徐々に影響が出るのは2014年の夏以降と言われており、今はまだ買い時といえよう。
新築と同様に中古のマンションの人気も高い。消費税増税の影響が少ないことから、増税後も人気が続いている。2013年に中古のマンションは成約件数が前年比10%~20%増と急激に需要が高まっていて、人気上昇の度合いは新築のそれを上回る勢いであった。新規の売り手物件が減少する中で在庫も少ない状況が続いており、ニーズの高い物件は競合物件が少ないことから売り手有利に市場に変わってきている。リノベーション物件を除いて、中古マンションは2014年4月以降に住宅ローン控除の拡充の恩恵が受けられないことからこの先少しずつ市場が落ち着く可能性もあるが、今の状況を見ると2014年に希望に合った物件を購入するのは難しいといえる。