私は愛媛県に住む71歳の電車運転士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築の分譲マンションで、15階建てに注意が必要といわれるのは、その高さに理由があるからです。それは、作る側の立場に立って考えたり、それに関係する法律というのが、そもそもの問題を引き起こしてしまっているところにあるからです。現状の法律でいくと、その高さにはある高さにくることで、制限が徐々にきつくなるといったことがあることを、建築する人や販売する人は知っています。高層マンションと呼ばれる部類で、はじめに規制がくる高さというのは、31mで次に45m、そして、60m、100mという風に、高くなっていくほど、建築基準法の法律というのは、厳しくなっていくように定められています。この法律がギリギリの設計をさせてしまうところに、問題もあるということです。特に、15階建てというのは、ちょうど45mという高さの建物で、建築基準法の規制にひっかかるところの境界線というところになります。
そのために、このような高さの分譲型を購入するとなると、はじめに、その建物がどのような高さにあるのか、ということを確認する必要が出てきます。それは、その高さに対して、各階の高さというのが、どのように切り詰められて建てられているのか、ということにつながり、それが、いろいろなトラブルの原因になったりするからなのです。その各階の高さが低いことで、各階の境界に入っている仕切りの層というのが薄くなり、マンションという騒音に強い作りにもかかわらず、ちょっとの音で上下の階に響いてしまうことになったりする原因になるからです。このように、案外わかりずらいことではありますが、もっと重大な障害にもつながることになるので、その建物の高さというのと、各階の高さというのを確認する必要があります。