僕は佐賀県に住む75歳の鑑定人です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

分譲マンションは、いわゆる「持ち家」になります。専有部分と共有部分に分かれており、専有部分とは、購入した人が自由に使える部分の事を言います。エントランスやエレベーターなどは共有部分になります。賃貸では部屋の壁紙を勝手に交換したり、壁を勝手に塗るなどの細工ができませんが、分譲マンションは、持ち家なので、自由に変更することができます。また、大掛かりなリフォームやリノベーションも、家族のライフスタイルの変化に合わせて施すことが可能です。中古と新築どちらを選ぶと良いのかも気になるところです。それぞれにメリット、デメリットが当然あるわけですが、家族にとってのメリットとデメリットを比較して、購入を検討する事が望ましいです。

まず、新築分譲マンションのメリットは、もちろん新しいので綺麗だということですが、新しいということは、設備も最新のものであるという事です。最近のマンションは、ハイグレード仕様になっているので、便利さは一戸建てに負けない、あるいは上ですし、高級感があります。デメリットは、出来上がりが確認できない事ですが、同じような間取りの物件はあちこちにありますので、似たような物件を見ておくことでその問題は解決します。中古の場合は、もちろん経済面での負担が少ない事があげられます。また思い切った改装ができる事はDIY好きにはたまらない、大きな楽しみです。地域に溶け込んでいるので新たなトラブルなどが発生しにくいというメリットがあります。デメリットは古いので最新設備でない事ですが、決して不便ではなく、分譲マンションならではの便利さは約束されています。