私は福井県に住む51歳の学校職員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
結婚したての新婚夫婦がマンションを選ぶ時はついつい新生活のことを考えて選びがちですが“将来計画”もある程度考えの内に含めておく必要があります。将来計画というのは出産をするかという部分や、家族との同居が含まれています。こうした要素があるかないかで部屋の間取り、大きさ、場所がずいぶんと変わります。どちらかの実家に近い場所が良いという意見と、通勤がしやすい場所が良いという意見がぶつかってしまうこともありますが、こうした話し合いを事前にしておくかどうかで、その後の快適な生活を獲得できるかどうかがずいぶんと変化するのです。選び方としてはこのように互いの条件や生活に欠かせない設備をあげながら、マンションを見つけていく方法が妥当です。
金銭的な面や精神的な面も含めて、新婚の内は広いリビングのあるLDKタイプのマンションが選ばれる傾向にあります。しかし子どもが生まれた時のことや荷物が増えることを考えると、納戸やサービスルームのような面積の狭い部屋であっても1室を確保しておきたいと考える人がほとんどです。実際、新婚夫婦でマンションを購入した後、もう一室余分にあればよかったと考える人の割合は約7割にも及びます。また出産や親を自宅に呼んだ時に部屋の不便さを感じたり、買い物などに苦労したという割合も5割を超えている状態です。できるだけ具体的に2人の生活を想像するという選び方が、新婚夫婦でも失敗しないマンション選びにおける絶対の条件なのです。